波長190~2500 nmで、吸収スペクトルと反射スペクトルを測定できます。積分球を使った拡散反射スペクトル測定、入射角度を変えた絶対反射スペクトルの測定も可能です。透過測定には液体窒素、液体Heクライオスタットを使うことができます。
フォトルミネッセンス(PL)スペクトルを測定する装置です。冷却CCD検出器を使う高感度なスペクトル測定と光電子増倍管を使う近赤外領域のスペクトル測定ができます。発光寿命測定はピコ秒レーザーを使いTCSPC法でおこないます。温度可変測定も可能です。
光学スペクトル測定に使用するクライオスタットです。冷凍機を使うと室温から5 Kまでの低温で、手軽に温度変化を調べることができます。液体ヘリウムフロークライオスタット、溜め込み式クライオスタットも使うことができます。
Zスキャン法により、薄膜試料と液体試料の非線形屈折率と非線形吸収係数を測定することができます。測定波長は532 nmから900 nmです。
液体試料と薄膜試料の発光スペクトルと発光励起スペクトルを測定することができます。検出波長は200 nmから900 nmです。
液相法により半導体や金属のコロイド状ナノ粒子を合成するための機器です。温度コントローラとマントルヒータで反応温度を制御します。反応容器内の減圧・ガス置換ができます。
合成したナノ粒子の精製・分離をするために使用します。
溶媒中のターゲットにナノ秒レーザーを照射して、アブレーションにより微粒子を合成する装置です。試料照射部分はドライグローブボックスに入っていて湿度20%以下に保てます。ガス置換も可能です。
小型の圧力発生装置で、高圧下での光学実験に使用します。試料に10 GPa以上の静水圧を印加した状態でPLスペクトル、PL寿命を測定することができます。
ガラス基板などの上に薄膜を形成する装置です。ナノ粒子を薄膜状にするために使います。